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甲鱗のワーム/Scaled Wurm

提供: MTG Wiki
Scaled Wurm / 甲鱗のワーム (7)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
7/6

初心者に、コストが重く、ただ大きいだけのクリーチャーは、実は思っているほど強くないのだ、と教えるためにあるかのようなカード。

カード資産も知識も少ない初心者同士のゲームでなら、圧倒的なサイズによってまさにフィニッシャーとして活躍するだろうが、中級以上の相手と戦った時に活躍させるのは難しい。重い上に、回避能力を持たず、大きい(高いタフネス)以外の除去耐性を持たない、というのがその理由。攻撃はチャンプブロックでやり過ごされ、青のバウンスやカウンター、黒や白の確定除去(及び平和な心/Pacifism系擬似除去)への耐性が全くなく、対戦相手が赤や緑であればこれが出る前に決着がついている可能性が高い。そこに気付けば初心者脱出も近いだろう。

しかしながら、ゲームの展開が遅く対抗手段が限られるリミテッドでは侮れない存在となる。8マナ出るまでゲームが長引くことも珍しくなく、7/6ものサイズがあるため火力やコンバット・トリックで倒されることもそうそうない。3回通せば勝負が決まってしまい、かと言って強引に止めるにはかなりの犠牲が強いられるとあり、相手としては対処につくづく困ることになる。特に第9版のはびこり/Overgrowth、コンスピラシーのブレイゴの好意/Brago's Favorと相性は抜群であり、いずれもコモンなので狙ってピックしていけば数を集めやすい。

シングルシンボルはメリットではあるが、普通8マナが出る頃には緑マナも2~3点出せるのでその利点がほとんどない。ただタッチ緑のデッキで使ったり、無色マナが豊富に出るデッキで使ったりしやすいのは事実であり、そのような使用例もしばしば見られる(#カード人気と逸話参照)。

カード人気と逸話

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コモンにしては特例的なファッティであり、さらにその堂々たるイラストがアイスエイジのパッケージを飾っていることから、知名度と存在感が非常に高いカードである。

氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。その巨体と凶暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない―――甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。

― 「キイェルドー:氷の文明」

その知名度から、各種媒体においてファッティの代表格のように扱われ、新緑の魔力/Verdant Forceなどを用いたほうがいいように思える場面でも甲鱗のワームが優先して用いられる描写があった。例を挙げれば

それらの影響もあってか、現在日本のインターネットコミュニティでは屈指の人気カードであり、「甲鱗様」等と呼ばれ、一部に熱狂的なファンがいる。

そういった話題性からか、実際のゲームであえてこのカードを使用する例もしばしば見られ、ウルザトロンやオースやバベルなど、様々なデッキに1枚差しされることがある。ほとんどの場合は勝敗を度外視した一発ネタで終わっているが、中にはレガシーの青単BtBにタッチ緑で採用され、大会準優勝に貢献したという例も。

参考

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